球界最年長の中日山本昌投手(50)の今季復帰が厳しい状況にあることが1日、分かった。世界最年長勝利を目指した8月9日ヤクルト戦(ナゴヤドーム)で左手人さし指を負傷し、わずか22球で降板。現状について、ナゴヤ球場でキャッチボールなどの練習をした山本昌は「痛みはないけど、まだ腫れがある。強く投げると怖い。まだ全然ダメだね」と話した。

 あくまでも今季中の、1軍再登板を目標にしているが、患部の回復が思わしくなく現時点で、復帰のメドは立っていない。1軍登板までは、遠投、ブルペン投球、2軍戦と、段階を踏む必要がある。シーズンは残り22試合だけ。残された時間は少ない。