阪神は、戦力編成責任者の中村勝広GMが急逝し、10月22日のドラフト会議に高野栄一球団本部長を中心に据えて臨む方針であることが24日、分かった。球団首脳が「高野本部長が中心になってやる方向になるだろう。いままでも(中村GMとタッグで)やっているから」と話した。

 残り1カ月に迫っており、スカウト会議などで候補選手を絞り込んでいく重要な時期。これまでも、高野球団本部長は中村GMと連携して編成方針を話し合ってきた。野球観も把握しており“遺志”を受け継ぎながら、ドラフト戦略を練ることになる。