ロッテが初回に一挙4点を先取した。

 1回2死三塁、まず4番ルイス・クルーズ内野手(31)の左翼への二塁打で1点。四球を挟み、なおも一、二塁からアルフレド・デスパイネ外野手(29)が推定飛距離140メートルの特大3ランを左中間スタンド上段にたたき込んだ。

 先制点のクルーズは「打ったのはチェンジアップ。バットの先だったのでレフトの前に落ちてくれ、打点につながったのはよかったよ。先制できてよかった。あとはこの天気(雨)だから、試合が成立することを願うよ」。

 今季17号だったデスパイネは「打ったのはツーシームかな。会心の当たりだった。これが本当に会心の当たりという感じで、打った感触がまったくなかったよ。海まで行くんじゃないかと思ったよ(笑い)。ホークス相手にいきなり4点を取るのは簡単ではないからね。このまま、最後までいってほしいね。今の気持ち? それは試合が成立してチームが勝ってからだよ」とコメントした。