ソフトバンクが連敗を「6」で止め、南海時代の56年以来となる90勝に到達した。

 優勝決定後は低調で、最近10試合は1勝9敗だった。この試合では一時は同点に追いつかれたが、中村晃外野手(25)の決勝タイムリーで接戦を制した。

 工藤公康監督(52)は「ずいぶん、時間がかかったな」と長かった足踏みに苦笑。「選手たちをほめてやってほしい。キャンプから連覇を言葉にしてきたが、心からそう思って、苦しいことに耐えて、やってくれたから」とナインに対する称賛の言葉を忘れなかった。