東海大が、5季連続69度目の優勝を飾った。

 先発の186センチ右腕、ドラフト候補の吉田侑樹投手(4年=東海大仰星)が、5回3安打7奪三振で2失点に抑える好投。「(失点した)4回以外は、いいピッチングができた。最後の代で優勝を逃すのは嫌だった」と喜んだ。

 開幕連敗スタートから始まった苦しいシーズンだったが、ミーティングを重ねるなど、チームを修正して勝ち切った。プロ志望届を提出している渡辺勝外野手(4年=東海大相模)が3安打3打点と活躍。横井人輝監督は「リーグ戦で勝って泣いている選手を見るのは初めて」と、苦しいシーズンを振り返った。