巨人は20日、東京・大手町の球団事務所でスカウト会議を開き、22日に行われるドラフト会議の1位指名候補を7選手に絞った。

 以前から評価の高かった仙台大・熊原健人投手(4年=柴田)、大商大・岡田明丈投手(4年=大商大高)、青学大・吉田正尚外野手(4年=敦賀気比)らに加え、新たに立命大・桜井俊貴投手(4年=北須磨)が候補に入った。急浮上した本格右腕をリストに加え、本番まで調査を行う。

 ◆桜井俊貴(さくらい・としき)1993年(平5)10月21日、神戸市生まれ。多聞東小4年から野球を始める。多聞東中から北須磨高に進学し、2年秋からエース。甲子園出場経験はなし。立命大では1年秋から関西学生野球リーグ登板。3年秋にU21日本代表に選出。今秋リーグ戦で自己最速150キロをマーク。181センチ、82キロ。右投げ右打ち。