阪神金本知憲新監督(47)と掛布雅之新2軍監督(現DC=60)が30日、甲子園で行われた秋季練習でユニホーム姿を披露した。

 午前10時の練習開始の5分前、2人は並んで球場入り。金本監督は現役時代と同じ背番号「6」を、掛布新2軍監督も自身27年ぶりとなる背番号「31」を披露した。

 掛布新2軍監督はユニホームの裾を上げたクラシックスタイルで集合した野手を前にあいさつ。円陣からは拍手が湧き起こった。お披露目を終えた後の会見では「現役時代戦った甲子園に、心地よい気持ちを感じながら入りました。僕は最初85番という背番号を希望していたのですが、球団から『6番と31番を着ける選手がいない。金本監督とお前に預けるから、お前達が着けていいと思う選手が出たら譲ってやってくれ』と言われたんです。球団のストーリーにはめられました」と笑顔を交えて背番号復活エピソードを語った。11月1日より正式に「2軍監督」として指揮を執る。