日本ハムを戦力外となった鵜久森淳志外野手(28)が長打力をアピールした。

 6打席目に元オリックスでBCリーグ信濃でプレーする甲斐拓哉投手(24)から直球をとらえて中越え二塁打。全7打席で2安打を放った。「やることは、やった感じですね」と、初球から積極的にバットを振る姿勢を見せたトライアウトを振り返った。

 04年春のセンバツでは、初出場となった済美(愛媛)の4番として初優勝に貢献。同年夏の甲子園も準優勝で、甲子園では春夏通算5本塁打。同年のドラフト8巡目で日本ハムから指名された。プロ入り後は11年間で6本塁打だが、長打力は健在。各球団へのアピールを終え「待つだけです」と、吉報が来ることを願った。