阪神が来季新外国人として交渉に乗り出していたマット・ハグ外野手(30=ブルージェイズ)の獲得が決定的となっていることが15日、分かった。

 球団首脳によれば双方の意志は合致しており、あとは最終的な詰めの交渉を残すのみだという。課題だった三塁手の有力候補で、なおかつ浜風の吹く甲子園で有利な右の強打者。就任初年度から優勝を目指す金本阪神の強力な援軍となる。

 ハグは川崎宗則とチームメートで、今季はメジャー10試合に出場して打率2割5分。ただ、ブルージェイズ傘下3Aバファローでは136試合に出場し、打率3割3分8厘、11本塁打、92打点を挙げ、インターナショナルリーグMVPにも輝いた。