ソフトバンクのドラフト6位、大分商・川瀬晃(ひかる)内野手(18)が、元気印いっぱいの「ムネリン」になることを誓った。19日、大分市内のホテルで契約金3000万円、年俸480万円(金額は推定)で契約合意に達し、会見に臨んだ。「1年目からレギュラーを取りたい。ムードメーカーとして声を出してやっていきたい」と意気込んだ。

 川崎宗則内野手(34=ブルージェイズFA)は幼少時からの憧れだった。「センスは抜群だし、ヤフオクでも見てきた。川崎選手のように元気いっぱいのプレーができるようになりたい」。現在ソフトバンクがラブコールを送っている状況だが「入ってくれたらうれしい」と笑みを浮かべた。

 あどけなさが残る18歳。元気は負けない。福山スカウトも「かわいらしいイケメンだがプレーは熱男です」と期待する。「広角に打てる打撃と自慢の守備力をアピールしていきたい」。まさに“熱男”の卵がプロのスタートを切った。