オリックス中島裕之内野手(33)が27日、来季の改名を発表した。「裕之」から「宏之」への改名で、読み方は「ひろゆき」で同じ。長女を命名する流れで自らも姓名判断してもらい、改名を決めたという。「今年は成績も悪かったし、そんなことで変わるか分からないけど、心機一転やろうかなと」。米球界から3年ぶり国内復帰の今季は打率2割4分、10本塁打、46打点。故障で2度の離脱もあった。

 戸籍上の名前は以前のままで、あくまで野球に関することの改名。「変わるとしたら、選手名鑑の字くらいでしょう。球場でコールされても字は出ないし、サインも『ひろ』というところまで書いてないから変わらないよ」。9月下旬にはモデルの相沢紗世(37)と結婚し、長女も生まれた。「来年はやらなアカンからね。ええと思うことはやってみようかなと。体にいいというのもあれば試したい」。先日は幼なじみのチームメート山崎勝と米国でトレーニングも行った。来季にかける意気込みが十分に伝わってくる。