広島の黒田博樹投手が30日、東京都内で取材に応じ、来季去就に関し「心技体の心の部分が大事。体を動かすのも気持ち。ことしのモチベーションが高かっただけに、それを超えるものを探すのが難しい」と悩める胸中を明かした。

 米大リーグから8年ぶりに古巣に戻った今季は「野球人生で最高のモチベーションで帰ってきた」という。シーズン終了後について「燃え尽きた思いがあった。すぐに答えを出すのが怖かった」と語った。

 去就を決めるにあたり、12月前半にも球団側と会談する。「どこで野球をするかではない。やるか、やらないかなので」と話した。