広島が中日を自由契約となったエクトル・ルナ内野手(35)の獲得に向け、本格調査に乗り出したことが2日、分かった。

 ルナは日本通算3年で打率3割1分6厘、34本塁打、184打点と実力は折り紙付き。補強ポイントのひとつだった三塁手とあって、白羽の矢を立てた。近日中にもルナ側と接触する可能性もある。現時点でルナの獲得に名乗りを上げている他球団はないが、広島はマネーゲームには応じない姿勢。すでにDeNAを退団したバルディリスらの調査も行うなど、国内外に獲得候補を複数リストアップ。状況を見ながら慎重に検討を重ねていく方針だ。