巨人片岡治大内野手(32)が10日、FA移籍で古巣復帰となった脇谷と初対面した。

 ともに自主トレでジャイアンツ球場を訪れ、あいさつを交わした。「話しやすかった。みんなから、うわさで聞いていた通りの人でした。仲良くしていきたい」と印象を語った。片岡は13年のオフにFA宣言して巨人入り。その人的補償で脇谷が西武へ移籍することに。この2年間、あいさつを交わす程度で会話はほとんどなかった。この日のクラブハウスでは自然と会話が弾んだ。「巨人に帰ってきてくれてうれしかった。今まで罪悪感があった。申し訳ない気持ちがあったので、本当にうれしい」と笑顔を見せた。同じ内野手でライバル関係となるが、「勝負の世界なので。良い環境。1試合でも多く試合に出たい」と意気込んだ。