日本ハム近藤健介捕手(22)が痛めた左膝の回復が遅れ、キャンプ中の実戦調整のメドが立っていないことが26日、分かった。昨年12月の自主練習期間にノックを受けている際にバランスを崩して強打。大事には至っていないとの見込みだったが、いまだ違和感を抱えている状況という。2軍の千葉・鎌ケ谷での自主トレでもランニングメニューを制限している状態だ。

 2月1日から同月15日までの米アリゾナ州ピオリアでの1次キャンプには予定通りに同行するが、同期間中の5試合の実戦調整の機会に出場できるかどうか不透明。経過を観察して、判断することになりそうだ。昨季はパ・リーグ3位の打率3割2分6厘を残した打線の軸で、今季はさらにステップアップが期待されていた、次世代を担う主力候補。球団側は早期改善可能と見ているが、調整が大幅に遅れるようならチームには大きなダメージになる。