阪神西岡剛内野手(31)が7日、沖縄・宜野座キャンプの実戦形式のシート打撃で存在感を示した。

 1死一、三塁の状況で、鶴と勝負。3球目の変化球をとらえ、完璧なライナーで右前に運んだ。今季の“初タイムリー”で、健在ぶりをアピールした格好。

 西岡は「まだまだです。結果が出ているだけです」と言葉少なだった。

 片岡打撃コーチは「この時期に変化球をためて打てた。しっかり調整できている。まあ、まだ2月7日やで」と評価する。過去2年は重傷を負い、長期離脱を強いられていた。正念場のシーズンだが、まずは順調に過ごす。上本、大和との二塁のレギュラー争いは熱を帯びてきた。