西武は10日、昨季限りで現役を引退し、編成部に所属する西口文也氏(43)が韓国ハンファの臨時投手コーチに就任すると発表した。期間は2月23日から3月3日までで、同球団の沖縄・春季キャンプで指導する。

 引退後、初めてコーチ業を務める西口氏は球団を通じ、「昨年までの21年間、選手一筋で頑張ってきましたが、これからは外から野球を見て勉強しようと考えています。そのような中、今回臨時コーチのお話をいただき、大変うれしく思っています。長い現役生活の中で得た経験をお伝えし、少しでもお役に立てればと思っています」とコメントした。同氏は3月上旬から4月下旬まで、台湾プロ野球の統一で臨時コーチを務めることも決まっている。