張本勲氏が二刀流4年目を迎える日本ハム大谷翔平投手にまたしてもダメだしした。

 先日、日本ハムの名護キャンプを訪問。大谷の練習をチェックした。打撃練習を終えた大谷に内角の打ち方を直接指導するシーンもあった。

 「やっぱり大谷の打ち方は良くない。ピッチャーではびっくりするくらいの球を投げる。本人が(二刀流を)やりたいと言うから。でももう、周りの大人が説得してやらないといけない。子どもだから『やりたい、やりたい』って、わがままに聞こえるもん。他の選手にも失礼ですよ。代打、指名打者、他の選手が出られなくなるんだから。早く決めてやらないと。あんなピッチャー、そう出てくるもんじゃない」。

 ゲスト出演した川口和久氏は「大谷は能力が違う。ピッチャーをやった方がいいと思います。車のエンジンで言えば5000ccと1800ccくらいの差がある。早くアメリカに行った方がいい」と投手に専念すべきとコメントした。

 張本氏は毎年、大谷の二刀流について同番組でコメントしている。昨年2月15日の放送では「正念場だねえ。(二刀流を)5年したら(続けたらの意か)ダメになる。(去年の)10勝(実際は11勝)、10本を良くやったと思うか、思わないか。ゴルフで言ったらギリギリ予選通過の数字。15勝、25本(できれば合格)。どっちかに絞った方がいい。アメリカでやりたいんでしょ」と話していた。