オリックス平野佳寿投手(31)が1日、京セラドーム大阪で再開された全体練習を欠席した。球場に姿を見せたが、体調の異変を訴えてそのまま病院へと向かった。検査でインフルエンザ感染が判明した。練習終了時点で首脳陣に結果が伝わっていなかったようで、福良監督は「体調不良。肩や肘の問題ではないみたいだけど」と話した。

 平野は球場に現れた際に37度以上の熱があった。今後の登板は白紙となったが、回復すればまだ3週間以上ある開幕には間に合うと思われる。ただ発熱とともに体が緩むため、今後の調整への影響が心配される。先月の宮崎キャンプ中に奥浪、伏見、斎藤俊、中村らがインフルエンザに感染。これ以上の拡大を防ぎたいところだ。