西武の鈴木葉留彦球団本部長(64)が22日、都内のホテルで会見を行い、チーム関係者(ユニホーム組)の1人が13年オフに元巨人笠原投手、飲食店経営者B氏と思われる人物と都内で4回、賭けマージャンをしたと公表した。

 15年10月下旬に当人から報告があったが、この時期に発表することに至った経緯として「コミッショナーから懸案事項があるのなら開幕前にすべて出し切ってくれと言う通達があったため」と説明した。

 この日、文面でNPBには報告。当該者にはすでに口頭で注意しており、あらためて制裁を科す予定はないとした。

 「当時、Bさんと思われる人が野球賭博常習者とは知らず、その後はまったく交際がない。食事もしていないし、Bさんのお店にも行っていない。協約には抵触しないと球団として判断しております」と話した。