中日が新大砲ダヤン・ビシエド外野手(27)の一打で勝ち越した。5回に高橋周平内野手(22)の中前打で2-1とし、6回2死一、二塁からビシエドが二塁西岡のグラブをはじく二遊間への打球を放ち、1人を迎え入れた。

 高橋は「2死からつないでくれたチャンスだったので、走者をかえせてよかった。高めの直球をしっかり打ち返すことができた」と話した。

 ビシエドは終わってみれば、これが決勝の内野安打となり「2ストライクと追い込まれていたので、何とかバットに当てて野手のいないところに運ぼうと思っていた。日本で初めてのヒットが打てたのはとてもうれしいね」と喜んだ。