阪神能見篤史投手(36)が、完封目前で暗転した。

 8個の「0」を並べて上がった9回のマウンド。先頭筒香に初球の浮いた球を左中間スタンドに運ばれた。その後、2死一、二塁として降板。2番手歳内が代打下園にサヨナラ打を浴びた。127球の熱投むなしく負け投手となった能見は「そう簡単には終わらないですね。振り返ったところでかえってこない」と冷静に話した。