関西国際大が逆転で大体大に連勝し、今季初の勝ち点を挙げた。

 2点を追った5回に敵失で追いつき、6回に夏見宏季内野手(4年=日高高中津分校)の内野安打で決勝点を奪った。

 9日の1回戦で最後を締めた門野敦也投手(2年=東洋大姫路)が7回途中まで2失点と粘り、7回1死一、二塁から1年生左腕の前田悠暉(京都外大西)が好救援。8回2死三塁も無失点でしのぎ、チームを連勝に導いた。大学で自己最速が3キロ増の138キロになったという左腕は「しっかり食事をとるように意識して体重が増えた結果だと思います。オープン戦で10試合ほど投げる機会をいただいて、そこで経験を積めたのが自信になりました。学年に関係なくしっかり抑えていきたい」と1年生で戦力になる自覚をのぞかせた。