日本ハム斎藤佑樹投手(27)が今季初昇格を果たし、1軍に合流した。「チームが苦しい状況なのは誰が見ても分かる。与えられたポジションで役割を果たせるようにしたい」と、意気込んだ。

 今季は開幕2軍スタートも、イースタン・リーグでは上り調子。4月22日楽天戦(仙台市泉)では9回5安打1失点で完投勝利。続く同29日西武戦(西武プリンスドーム)では2番手で登板し、4回3安打無失点で2勝目を挙げた。栗山英樹監督(55)は「先発(調整)でやってもらっていたけど、まずはロング(リリーフ)のところから」と期待した。

 また、ドラフト5位の田中豊樹投手(22)がプロ初昇格を果たした。白村明弘投手(24)が今季初昇格、再昇格となる同6位の横尾俊建(としたけ)内野手(22)も含めて4選手が、この日から1軍に合流した。