中日小熊凌祐投手(25)が打球を右前腕に受けたため、4回途中で降板した。

 4回2死走者なしから阪神7番原口のピッチャーライナーが頭部付近に。それをよけるように両手を出し、右手首付近に打球が当たった。マウンドで倒れるかたちになったが、自らの足でベンチに下がった。検査のため、試合中に名古屋市内の病院に向かい、打撲と診断された。

 患部を動かさないように固定するため右手首に包帯を巻いた姿でナゴヤドームに戻ってきた小熊は「(患部の)腫れがひかないとどうにもできないです。折れてなかったので良かった」と話した。