DeNAドラフト1位の今永昇太投手(22)が、6度目の先発でうれしいプロ初勝利を挙げた。広島打線を7回6安打無失点、9奪三振。

 試合後のコメントは以下の通り。

 -今の気持ちは

 今永 単純に(初勝利が)遅すぎたかなとは思うんですけど、こんなに勝つことが大変なんだなと思って、今はホッとしてます。

 -好投が続きながら勝ちがつかなかった

 今永 この4敗は自分の力が及ばなかったということなので、今日は広島にというよりは過去の自分に勝ったので、何とかこうやって初勝利をつかめたのかなと思います。

 -ルーキーの広島横山との投げ合い

 今永 同期入団で絶対に負けてはいけないと思った。僕が対戦するのはカープの打線なので、変な意識はせずに、絶対に負けないぞという気持ちで臨みました。

 -立ち上がりはボール先行、球速も出てないように見えたが

 今永 今日は調子が悪いと割り切って、そこからどうしようかと。真っ直ぐは意外と走っていたので、バッターの反応を見ながら何とか(タイミングを)外しながらいけたかなと思います。

 -マウンドが合わなかった

 今永 まあでもそれを合わせないと今後勝ちを重ねられないので、次ここで投げることがあれば、初回からしっかり合わせていきたいと思います。

 -最後のピンチはどうしのいだ

 今永 6回(の攻撃時)に自分が打席に入らせてもらったことを考えて、それは「しっかり7回も投げきってくれ」ということだったと思うので、何としても投げきるという強い気持ちを前面に出して投げました。

 -手にしているウイニングボールは

 今永 ひとまず家族に、お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんにあげたいなと思います。

 -この1勝を次につなげていきたい

 今永 何とかやっと自分自身が開幕できたと思うので。まずは自分自身が借金しているので、何とかそれを自分で取り返して、自分が投げる試合は絶対に勝ちたいと思います。