阪神がヤクルトと戦っている甲子園の上空から魚が落ちてきた。

 2点を追う阪神の6回裏の攻撃中、2死走者なしでゴメスへの2球目を終えたところで、左翼バレンティンがおびえたようなしぐさをみせて、プレーの中断を求めた。

 関係者によれば、飛んでいた鳥が吐いた魚の死骸だという。約30センチの大きさで、ボールボーイにちりとりで“収容”されていた。とんだハプニングに見舞われたが、猛打のツバメが白星を吐き出すことはなかった。

 めったにない珍現象。試合後、被害にあったバレンティンは「突然、上から落ちてきた。すごいニオイでした」と振り返った。比屋根も「白くてドロドロ…。ニオイがやばかった」と困惑気味に話した。