広島黒田博樹投手(41)が10日、選手登録抹消後初めてマツダスタジアムに姿を見せ、治療とトレーニングを再開した。

 約2時間、治療と肩周りのトレーニングを行った黒田は「先のことを考えて、いいチャンスかなと捉えたい。状態を戻してマウンドに上がりたい」とあらためて最短10日で復帰する意思を示した。トレーニング後、広島市内の病院で患部の首と肩に痛み止めの注射を打った。明日以降も、復帰へ向けてトレーニングを続けていく。