元ヤクルトの宮本慎也氏(45=日刊スポーツ評論家)が12日、東京・品川区の北品川第二保育園を訪れ、5歳児クラスを対象に野球教室を行った。

 宮本氏は品川区在住。「少しでも多くの子どもたちに野球を知ってもらい、野球人口を増やすきっかけになれば」と、区に提案し実現した。

 スポンジボールとミニバットを使用し、ボールを投げた距離で得点を競ったり、鉄棒を越えたらホームランなどのルールを決めて野球に触れ合った。最後は園庭でゲームを行い楽しんだ。

 同区の保育園児を対象に野球教室を行うのは、今回が初めてだった。「これをきっかけに、子どもたちが野球を身近に感じて、小学校で野球をやってみたいと思ってもらえるとうれしい。これから1年間、区内の保育園を回り、野球の楽しさを伝えていきたい」と話した。