日本ハム近藤健介捕手(22)が打撃不振と本格的な捕手復帰へ向けて出場選手登録を抹消された。

 今季は主に5番、6番を任され、守備では右翼手として44試合に出場。昨季はチームトップだった打率(3割2分6厘)が2割5分6厘と低迷。また、左膝痛や腰痛などで回避していた捕手として再始動させるため、戦列を離れることになった。

 27日の試合前練習に参加した近藤は「(打者として)結果を出していないので、しょうがない。キャッチャーの練習も全然していなかった。2軍で結果を残して状態を上げたい」と話し、練習後にチームを離れた。

 栗山英樹監督(55)は「本当に何とかしないといけない。ちょっと時間を取らせて、キャッチャーもやらせていく」と説明。まずは2軍本拠地の千葉・鎌ケ谷で捕手練習を再開し、31日からのイースタン・リーグ巨人3連戦(鎌ケ谷)から実戦出場を目指す。