日本ハム大谷翔平投手(21)が、日本球界最速記録を塗り替える163キロをマークした。4回1死満塁のピンチ。巨人クルーズへの4球目に、スタンドが大きくどよめいた(結果はファウル)。

 試合後に記録更新を知ったという大谷は「空振りを狙ってました。ファウルだったので手応えはなかったですけど…」と、振り返った。、6安打10奪三振2失点(自責1)の完投勝利。バットでも3回に犠飛で打点を挙げ、6回には右前打を放って、打席に立った試合の連続安打を「15」に伸ばした。「連勝して(首位との差を)詰めていけるようにがんばります」と話していた。