プロ注目の最速148キロ右腕、愛媛大・田中宏章投手(4年=洲本)が、6回9安打3失点で降板した。

 得意のチェンジアップを中心に6三振を奪ったが、甘く入った直球を痛打された。「自分たちより上の相手に力が入ってしまった。絶対に1勝したかったので悔しい」と号泣した。

 速球が評判になった国立大のエースは「変化球で攻めたほうがいいと思って、直球の投げ込み量を減らしてしまった」と悔やんだ。