楽天のドラフト1位ルーキー、オコエ瑠偉外野手(18)がプロ初の猛打賞を放った。

 高卒新人では99年の広島東出、西武赤田以来17年振りの快挙だ。3回の1打席目は無死一塁から外角直球を右前に。5回の2打席目は1死から真ん中カーブを左前へ。そして3打席目の7回は、2死からスライダーを左中間へライナーではじき返す二塁打を放った。

 「ツーベースを打ってチャンスメークはできたから9番の仕事は果たせた。でもまだチームの勝利に貢献できるヒットがあまりない。まだまだ課題はいっぱいあります」と、現状に満足せず貪欲に突き進んでいる。