◆ソフトバンク6連勝で40勝、巨人は4連敗

<日本生命セパ交流戦:ソフトバンク7-5巨人>◇12日◇ヤフオクドーム

 ソフトバンクは初回に城所の3号2ランで先制。3回にも2打席連続の4号2ランで追加した。先発武田は3回まで無安打無失点。

 ソフトバンクは5回に柳田のタイムリー、6回に松田の14号2ランでリードを広げた。巨人は5回に長野が4号ソロを放った。

 ソフトバンクは巨人の追い上げをかわし、6連勝で両リーグ最速の40勝。武田は8回途中5失点で7勝目を挙げた。巨人は4連敗。

◆日本ハム0封リレー 大谷は163キロ5勝目

<日本生命セパ交流戦:日本ハム6-0阪神>◇12日◇札幌ドーム

 日本ハムは1回、陽岱鋼の先頭打者本塁打で1点を先制。3回には、西川の2ランで突き放す。大谷は序盤から163キロを連発。

 日本ハムは4回、レアードの左翼席への20号2ランで追加点。阪神は6回2死二、三塁の好機に、ゴメスが右飛に倒れる。

 日本ハムは7回に敵失で1点を追加。7回を投げ5勝目の先発大谷から計3投手の継投で、阪神打線を散発4安打に封じて完封勝ち。

◆ロッテ唐川2勝、デスパイネV弾 ヤクルト原樹7敗

<日本生命セパ交流戦:ロッテ7-1ヤクルト>◇12日◇QVCマリン

 ロッテは1回、デスパイネの右前打で1点を先制した。ヤクルトは3回、坂口の中前打で1点を挙げ、同点に追い付いた。

 ロッテは4回、田村の犠飛で勝ち越し。6回には清田の二塁打で2点を加えた。先発唐川は5回4安打1失点で降板した。

 ロッテは7回、デスパイネの11号3ランで試合を決めた。唐川が2勝目。ヤクルトは原樹が自身5連敗の7敗目を喫した。

◆DeNA3連勝、山口完封5勝 オリックス借金13

<日本生命セパ交流戦:オリックス0-4DeNA>◇12日◇京セラドーム大阪

 オリックスは1回1死二、三塁としたが無得点。DeNAは3回に1死三塁からT-岡田の適時失策で1点を先制した。

 DeNAが5回に2点を追加。無死一、三塁から筒香の中前適時打。さらに2死一、二塁からエリアンが左前適時打を放った。

 DeNAは8回に宮崎が5号ソロ。3連勝で貯金1とした。山口は完封で5勝目。オリックスは4連敗で今季ワーストの借金13。

◆西武逆転で4カード連続勝ち越し、中日は失策で自滅

<日本生命セパ交流戦:西武3-2中日>◇12日◇西武プリンスドーム

 西武は1回にメヒアのバックスクリーン右への21号ソロで先制。中日は2回2死一、三塁から杉山の適時打で同点に追いついた。

 中日は同点の6回2死一塁から堂上の右中間への適時三塁打で勝ち越し。西武は中日吉見の前に5、6回の好機で決定打を欠いた。

 西武は1点を追う7回に相手の適時失策と浅村の適時打で2点を奪い逆転。中日の反撃をしのぎ、交流戦4カード連続勝ち越し。

◆楽天藤田が延長11回サヨナラ打 福山が今季初勝利

<日本生命セパ交流戦:楽天4-3広島>◇12日◇コボスタ宮城

 広島は1回、田中が左翼席へ先頭打者アーチを放った。2回は無死満塁から2つの内野ゴロで2点を加えた。

 楽天は6回1死一、三塁から茂木が右犠飛。さらに岡島と内田の連続適時打で、この回3点を返し同点に追いついた。

 楽天は7回2死一、三塁で茂木が中飛。広島も8回は2死一、二塁で新井が遊ゴロに倒れて得点できず延長に入った。

 楽天は延長11回にサヨナラ勝ちを収めた。2死一、二塁から藤田が決勝の中安を放った。福山が今季初勝利。