阪神金本知憲監督のコメント。
北條が延長10回2死一、二塁から、低めシュートを鋭く捉え右中間を破る勝ち越しの適時二塁打を放った。
「ああいう場面で打ってこそ打者の価値だから」。
その他の一問一答は以下の通り。
─見事な延長逆転勝利
金本監督 岩貞がナイスピッチングだったけど打たれて、でも追いついて、よく延長でひっくり返した。今日はホント、若手、中堅、レギュラー陣がね。孝介のファインプレー、鳥谷のダメ押しと全員の力で勝ち取った勝利だと思います。
─中堅が意地を見せた
金本監督 今成、新井良太、上本、大和、伊藤隼太らのそこらへんがしっかりしてないことが、チームの不調の原因だということを(本人たちにも)言った。でも上本がホームランで応えてくれた。もっと上本らしさを出していかないと。アクロバットにタイミングを取るのが持ち味だし、伸び伸び打てばいいと思う。
─投手陣も踏ん張った
金本監督 狭い東京ドームであの巨人打線だから、冷や冷やだったけど、よく1点で抑えてくれました。
─同点をサターホワイトや高橋、松田らで耐えた
金本監督 昔のJFKみたいに決まった形がない。相手の打順をみながらつないでいくしかないのでね。
─巨人戦の3連敗を阻止。選手にも意地があった
金本監督 俺が思ってもやるのは選手。絶対やり返すという気持ちで臨んだかどうか。臨むべきだと思うしそう思ってくれないと。