広島が連勝で貯金を29とした。優勝へのマジックナンバーは10。試合後の広島緒方孝市監督(47)の談話は以下の通り。

 -福井にアクシデント

 緒方監督 試合に入る前のブルペンでアクシデントがあった。福井が右手に力が入らないと。我慢しながらやっている状態だった。トレーナーとピッチングコーチが直前に止める形になった。こういう形のスタートになってしまい、DeNAには申し訳ないことをした。ルール上は代えられるとは言ってもね。ラミレス監督には審判を交えて事情を説明して、了承してもらった。福井は病院に直行させた。明日抹消する。

 -薮田が好投

 緒方監督 薮田が緊急登板のなか、ゲームつくってくれてね。結果としても0点で最高の結果。もう今日は薮田でしょう。ナイスピッチングだった。

 -1回に得点

 緒方監督 初回ラッキーなヒットもありながら得点出来た。きれいな形ではなかったけど、つながって2点先制。そういうゲームの展開になったのでね。

 -試合前に強い口調で畝投手コーチと話し合い

 緒方監督 事情がしょうがないとは言ってもね。本人と投手コーチ、トレーナーとの話し合いが出来ないまま、本人も無理してでも投げるという姿だった。みっともない姿を見せてしまった。こちらが止めて伝えた段階で、選手は一刻も早く治療に専念しないといけない。でもそれをやらせていなかった。それが出来ていなかったので、みっともない姿を見せてしまった。

 -そんななかでも負けない

 緒方監督 これも選手がしっかり試合に集中してくれて、やるべきことがしっかりできているからこそ。ベンチがバタバタしている姿というのは、2度と見せないようにしないといけない。それは反省です。