阪神の本拠地、甲子園球場の右翼芝生がボロボロに傷んでいる。26日、阪神園芸が右翼ライン際の芝生の通気性を高めるなど、長時間のメンテナンスに追われた。芝生は過去にないほど赤茶けた色に変わり、ボコボコの状態。阪神園芸担当者も「ここまでの傷みはない。雨だったからね。これだけ降れば…」と話した。

 22日に行われた水樹奈々のコンサートで舞台設営。通常でもイベント後に芝生が傷むが、今回はその前後の天候不順で想定を上回った。特に右翼を定位置とする福留にとってはゴロにチャージするとき、普段以上に神経を使わなければいけない。名手が今季最大の“試練”に立ち向かう。