広島田中広輔内野手(27)が巨人ベンチにバットを“放り込む”珍プレーがあった。

 4回の先頭で打席に立つと、その初球だった。巨人田口が投じた139キロの直球にバットを出したが、スイング中に手を滑らせてバットが手から離れた。田中のスイングスピードが乗り移ったバットは、そのまま一塁側巨人ベンチへ。さらに奥の階段でバウンドし、そのままベンチ裏へと消えていった。

 その後、ベンチにいた巨人坂本がバットを拾いに行き、田中へと戻った。田中は相棒を受け取るとネクストバッターズサークルに戻って、苦笑いで入念に滑り止めをつけた。なお、打撃結果は遊ゴロだった。