日本ハム大谷翔平投手(22)が、指名打者解除で9回に守護神として登板した。

 3点リードの最終9回。3番DHで出場していた大谷がマウンドに上がった。1人目松田への初球に163キロを計測。3球目には日本最速タイ164キロをマークした。変化球145キロで空振り三振。

 続く吉村への初球は、日本最速を更新する165キロを計測した。一塁手中田、中堅手陽岱鋼も思わず笑みをこぼす、圧巻投球を披露し、空振り三振。3人目の本多にも165キロを2球投じるなど、きっちり3者凡退に抑え、日本シリーズ進出決定に貢献した。