日本ハムの新球場構想について、札幌市の秋元克広市長(60)が21日、札幌市役所で報道陣の取材に応じた。

 札幌ドームからの本拠地移転を検討している日本ハムの“残留”を願う市側は、同じく同施設を利用するサッカーJ2コンサドーレ札幌、札幌ドームとの「4者協議」を主導し、実施することを明らかにした。

 日本シリーズ終了後、年内にも開催される予定。

 秋元市長は「多くの市民から札幌ドームを使い続けてほしいという声をいただいている」とした上で、「2つのプロスポーツチームが共用していて、サッカーは天然芝、野球は人工芝、観客席の移動など、開設から15年がたちさまざまな課題があり使いづらい面も出てきている。札幌がJ1に昇格するとスケジュールの調整も出てくる。それぞれの立場のお話しを聞いていきたい」と話した。