中日は29日、浜田達郎投手(22)に来季の契約を結ばないことを通告した。

 また27日に名古屋市内の病院で「左肘尺骨神経剥離(はくり)術」を受けていたことも発表された。育成選手として契約する予定。

 この日、退院した浜田達はナゴヤ球場で取材に応じ「不安を持ったままではなく、きれいにした状態で来年のキャンプを迎えたいと思った。もやもやを消して臨める」と話した。9月中旬からしびれが出始めリハビリを行ってきたが、状態が上がらなかったため手術することになった。2週間は動きを制限し、徐々にリハビリを進めていく。年内のキャッチボール再開を目指す。

 浜田達は愛工大名電から12年ドラフト2位で入団。高校時代は日本ハム大谷、阪神藤浪とともに「高校BIG3」で注目された。プロ4年目の今季、開幕5戦目の3月30日広島戦(ナゴヤドーム)で先発したが5回途中KO。今シーズンの1軍登板はその1試合のみだった。