中日で来季から育成契約になる3投手が全員25%ダウンで契約を更改した。

 浜田達郎投手(22)は初の開幕ローテ入りしたが、広島に5回途中7失点と打ち込まれ、結局この1試合だけの登板に終わった。10月に「左肘尺骨神経剥離(はくり)術」を受け、育成選手としての再出発が決まっていた。年俸は1300万円から975万円になった。「肘の可動域も広がって、先生(医師)にも順調と言われている。春のキャンプ中には投げ始められると思う。プランを見たら開幕の時点では試合に投げられるかもしれない」と見通しを語った。

 14年ドラフト2位入団の浜田智博投手(24)は8月に左手中指の腱(けん)の手術を受けた。2年間で1勝の左腕は年俸563万円に。「2年目はつらかった。しっかり体作りをして、キャンプインを目指したい」と語った。

 14年ドラフト8位の山本雅士投手(22)は10月に疲労骨折した右肘にボルトを入れ接合する手術を受けた。年俸は450万円になった。「1年目、2年目は不本意だった。3年目はラストチャンスと思って悔しさをすべてぶつける」と意気込んだ。(金額は推定)