東都大学野球連盟結成85周年記念祝賀会「東都の集い」が4日、都内で行われOBや関係者約900人が集まった。

 外部有識者を交え、90、100周年を見据えて作成された「東都ビジョン2016」の中では「東都女子野球リーグ」の構想プランが明かされた。同連盟の福原紀彦副理事長は「東都のプライオリティを堅持する上で東都ブランドの再構築が必要。21大学で野球のネットワークを中心にもっと交流していく中で、各大学にある女子野球を束ねるようなことができればと。東都にはそのノウハウがある。今後、検討していきたい」と話した。

 現在、大学の女子硬式野球チームは尚美学園大や平成国際大などがある。各地域ごとに高校生から社会人も交えたリーグ戦を行い、年に2回の全国大会でしのぎを削っている。「東都女子野球リーグ」が実現すれば、初の大学女子野球リーグとなる。

 祝賀会前には、神宮球場で野球教室やアンパイアスクールも行われた。