新潟県出身のプロ野球選手による少年野球教室が4日、新潟市のハードオフエコスタジアムで開催された。

 参加したのは巨人加藤健捕手(35=新発田農出)広島今井啓介投手(29=中越出)DeNA飯塚悟史投手(20=日本文理出)の現役選手と、元ヤクルト投手の本間忠氏(39=日本文理出)。県内25チームから集まった小学4年生から6年生300人を指導した。

 加藤と本間氏が打撃と守備、今井と飯塚は投手を担当。加藤は参加者のスイングを見ながら、「いろいろと考えながらバットを振るように」とアドバイス。今井と飯塚はボールの握り、腕の振りなどをチェックした。

 今井は「新潟の野球少年と接する機会は1年のこの時期だけ。触れ合えてよかった」と話し、飯塚は「子どもたちの情熱を感じた」と笑顔を見せた。今季で巨人を自由契約になった加藤は今後について「まだ何も決まっていない。現役続行が希望なので、可能性が1%でもあるなら、あきらめたくない」と話した。