巨人重信慎之介外野手(23)が20日、東京・大手町の球団事務所で契約更改を行い、200万円増の1400万円(推定)でサインした。

 ルーキーイヤーの今季は開幕1軍をつかんだが、定着するまでには至らなかった。25試合で打率は1割9分ながら5盗塁を決め、自慢の快足はアピールした。前日まで派遣されていた台湾のウインターリーグでも打率は2割だったが、今秋から取り組む二塁での出場を果たした。

 交渉を終えた重信は「『大型補強で若手の芽を摘むとも言われるが、競争を激しくしないと強くならない』と言われた。僕も激しいところじゃないとレベルアップできないと思う。試合に出られればいいので守備位置にはこだわりはない」と話した。