昨季まで巨人でプレーした加藤健捕手(35)が、現役を引退することが4日、分かった。巨人から戦力外通告を受けた後、合同トライアウトを受けるなど現役続行への道を模索したが、オファーはなく、引退を決断した。

 正捕手・阿部の壁は高く、プロ18年間での出場は185試合だったが、2番手捕手として、チームに安心感を与える存在だった。今後は故郷・新潟への恩返しを軸に、第2の人生をスタートさせる。