プロ野球独立リーグの四国アイランドリーグplusの高知が9日、インディアンス、レッドソックスなどで活躍し、大リーグ通算555本塁打を誇るマニー・ラミレス外野手(44)と契約合意したと発表した。

 この日、フロリダ州マイアミ近郊で入団交渉を行っていた。ラミレスは球団ホームページに「日本でプレーすることを強く希望していました。現役選手としてプレーすることにこだわっているので高知球団に受け入れてもらって感謝しています。日本でプレーしていることをとても楽しみにしています。ぜひ見に来てください」とコメントを寄せた。

 梶田宙球団社長も「メジャーリーグで多大なる成績を残したラミレス選手に高知に来ることを決断いただき感謝しています。NPBやトップリーグを目指すために、国や年齢関係なしに環境を提供できてよかったと思います。また、ラミレス選手も日本の野球人口が減っていることを危惧しており、そういった面でも高知だけでなく日本を盛り上げたいという思いも合致しました」と説明した。来日日程や契約期間などは調整中。昨年11月下旬にラミレス側から逆オファーを受けたのがきかっけだった。メジャーの超大物が高知へ。夢物語が現実になった。