大魔神との対面を熱望した。ヤクルトの新外国人プレストン・ギルメット投手(29)が25日、成田空港着の航空機で来日。アリゾナ大時代に競馬場運営を専攻し、元競走馬を2頭所有している抑え候補は「ぜひお会いしてみたい。日本でも競走馬を持ってみたい」。名クローザーかつG1馬オーナーの佐々木主浩氏(日刊スポーツ評論家)との面会を希望した。

 乗馬が趣味の右腕は、大学時代から競馬で勝負勘を磨いていた。「友人から買った。34戦で8勝した」という牡馬のYAGOTKISSESFORPOPSと「買って育てていたら野球でドラフトされたので売った。55戦3勝した」という牝馬のBUDSANDROSESを所有。「日本にもいい競馬場があると聞いている。休みの日に行ってみたい」。もちろん、本業も準備万全で、佐々木氏と同様にフォークが武器。クローザーとしての優勝と馬主としてG1制覇で続けるか。【斎藤直樹】