東京6大学リーグの慶大が5日、神奈川・横浜市内の同大グラウンドで始動し、昨夏甲子園で準優勝した北海(北海道)大西健斗投手(3年)ら新1年生が練習に初参加した。

 V6岡田准一似とされ甲子園を沸かせた右腕。甲子園で痛めた右肘の状態も良好で、年明けからブルペンで立ち投げを開始した。昨夏は作新学院(栃木)との決勝で敗退し「僕のせいで負けてしまったようなもの。あの悔しさは忘れない。投手でもクリーンアップに座れるくらい打撃でも頑張りたいです」とさわかやな笑顔で投打二刀流を目標とした。

 城東(東京)の145キロ右腕、関根智輝投手(3年)も大西と同様にAO入試で合格した。「自信のある直球も大学で通用するかは分からない。しっかり磨いて、4年後にプロ野球に入れるよう頑張りたい」と言った。