ソフトバンクが2年ぶりに南海復刻ユニホームを着用することが15日、分かった。オリックスと共同で13年から3年間続けていた近鉄-南海を再現する「大阪クラシック」を、2年ぶりに復活させる。

 4月28日からの京セラドーム大阪での3連戦の予定で、オリックス側は現在、近鉄時代のユニホームを準備中だ。

 今年の南海は80年に1年だけ着用した縦じま。ドカベンの異名で人気を集めた香川のルーキーイヤーで、当時のメディアへの露出も多く、オールドファンには懐かしいユニホームだ。球団関係者は「1年だけなんですが、ファンの間では今も人気の高いユニホームです」と話す。

 そのシーズンは門田、藤原らが猛打を振るったが、成績は最下位。翌年から再び79年のデザインへ戻った。帽子のつばは鮮やかなオレンジ。明るい緑の縦じまの斬新ユニホームが、よみがえる。